リクルートカード – 【海外旅行傷害保険は利用付帯で最高2,000万円、国内旅行傷害保険あり】
2018/02/04

リクルートカード | |
発行会社 | 株式会社リクルートホールディングス |
申し込み資格 | 高校生を除く、満18歳以上の方(電話連絡可能な方) |
年会費 | 無料 |
還元率 | 1.2% |
国際ブランド | JCB、VISA |
初期利用限度額 | 10万~100万 |
海外旅行傷害保険 | 【利用付帯】最高2,000万円 |
国内旅行傷害保険 | 【利用付帯】最高1,000万円 |
目次
リクルートカードの概要
年会費無料カードの中では、最高クラスの還元率を誇る「リクルートカード」。2013年5月30日に登場したので、まだまだ歴史は浅いですが、クレジットカード業界では、今一番注目されています。
リクルート系列のクレジットカードには年会費 2,000+税 がかかる「リクルートカードプラス」というのがあります。そちらは 2.0% という全クレジットカードの中でも極めて高い還元率です。興味がある方は以下の記事をご覧になってください。
リクルートカードプラス – 旅行傷害保険は海外・国内ともに自動付帯で最大3,000万円【還元率の高さに注目】
また、「リクルートカード」と「リクルートカードプラス」の違いを分かりやすくまとめた記事もあるのでそちらも合わせてお読みください。
この記事では、リクルートカードについて書いています。年会費無料で高還元率のカードをお探しでしたら、ほぼリクルートカードで決まりです。
もちろん旅行傷害保険などの付帯サービスも充実しています。とくに、ポンパレモール、じゃらん、ホットペッパーグルメ等リクルートサービスを使う人にとっては最強の無料クレジットカードとなるでしょう。
年会費
リクルートカードの年会費は無料。発行手数料も、もちろん無料です。
お得な特典やポイント還元率があるので、はじめてクレジットカードを作る人にもおすすめできる1枚です。
国際ブランド
カードブランドは「JCB、VISA」の2つから選ぶことができます。国内利用が中心になるのであれば JCB、海外旅行にも持って行きたいのならば VISA を選びましょう。
もしまだクレジットカードを持っていないという人であれば VISA を選びましょう。VISA は世界中どこでも使えるので、海外旅行にも安心して持っていくことができます。JCB も国内であればどこでも使えますが、海外となると VISA よりも加盟店舗数が減るので、もしかしたら不便と感じることがあるかもしれません。
「マスターカード」や「アメックス」を作りたいという人は、残念ながらリクルート系列のクレジットカードにはないので、別のカードを作りましょう。
別でもう1枚作るのであれば「三井住友VISAクラシックカードA」をおすすめします。リクルートカードプラスよりも還元率では劣りますが、充実した付帯サービスがあります。名前に VISA とついていますが、もちろんマスターカードでも作ることができます。
三井住友VISAクラシックカードA – 【国内海外ともに旅行傷害保険は最大2,000万円(自動付帯+利用付帯)】
還元率
リクルートカードの還元率は、年会費無料カードの中ではかなり高く、1.2% もあります。年会費無料でこの高さはなかなかありません。
一般的なクレジットカードは 0.5% なので、およそ2.4倍もの高さ。さらに、リクルート系列のサービスを利用すると、平均で1~3%ほど加算されます。もともとリクルートカードにある還元率に足されるので非常にお得です。
もし、じゃらんを利用した場合「リクルートカードプラス(2%) + じゃらん(2%)」で、合計 4% の還元率になるという計算です。以下の表は、リクルート系列のサービスを利用した時にもらえるポイントです。
サービス名 | ポイント還元率 |
じゃらん | 2% |
じゃらんゴルフ | 1% |
HOT PEPPER グルメ | 2% |
HOT PEPPER Beauty | 2% |
ポンパレ | 2% |
ポンパレモール | 3% |
ポンパレeブックストア | 3% |
MARQREL(マルクレル) | 2% |
ERUCA(エル―カ) | 3% |
レアジョブ英会話 | 2% |
「ポンパレモール(ショッピングサイト)」や「エル―カ(下着・ランジェリーの通販サイト)」でリクルートカードプラスを使えば、ポイント率は 3% です。そこにリクルートカードプラス本来のポイント 1.2% を足すと、合計で 4.2% になります。
還元率1.2% と 0.5% を比べるとこれだけの差があります。
年間利用額(円) | 4.2% | 1.2% | 0.5% |
50,000 | 1,200 | 600 | 250 |
100,000 | 2,400 | 1,200 | 500 |
200,000 | 4,800 | 2,400 | 1,000 |
300,000 | 7,200 | 3,600 | 1,500 |
400,000 | 9,600 | 4,800 | 2,000 |
500,000 | 12,000 | 6,000 | 2,500 |
1000,000 | 24,000 | 12,000 | 5,000 |
2000,000 | 48,000 | 24,000 | 10,000 |
4.2% はじゃらんのみを使用した場合のデータになりますが、年間利用額50万円で12,000円、100万円使うと24,000円なので、まとまるとかなりの金額になります。また、電子マネーのnanacoチャージでもポイントが満額付与されるので、nanacoへのチャージ用カードとしても使えます。
海外旅行傷害保険
リクルートカードは、最大2,000万円の旅行傷害保険がついてきます。ただし、「利用付帯」になるので、空港までの電車代やバス代など、旅行代金の一部をカードで払わなければいけません。
リクルートカードの補償内容は以下のとおりです。
補償対象 | 保険金額 |
死亡/後遺障害 | 最高2,000万円 |
障害治療 | 最高100万円 |
疾病治療 | 最高100万円 |
救援者治療 | 最高100万円 |
賠償費用 | 最高2,000万円 |
携行品損害 | 最高20万円(自己負担額:3,000円) |
※各保険の補償額はすべて最高額を示しています。個々のケースにより支払われる保険金の額は異なりますのでご注意下さい。
海外旅行中にケガで死亡したときは最高で2,000万円、ケガや病気などで治療・入院をしたときも100万円までは補償されているので安心して旅行を楽しめます。また、携行品損害もあるので、パソコンやカメラ、スマートフォンなどを普段から持ち歩く人にはありがたい内容になっています。
国内旅行傷害保険
年会費無料カードでは珍しく、国内旅行傷害保険にも対応しています。こちらも海外傷害保険と同じく「利用付帯」になるので、旅行代金の一部をカードで払わなければ保険は適用されません。
国内旅行傷害保険の補償内容は以下の通りです。
補償対象 | 保険金額 |
死亡/後遺障害 | 最高1,000万円 |
入院費用 | なし |
手術費用 | なし |
通院費用 | なし |
国内旅行傷害保険の場合、自身が帰国する際の補助や家族が現地に向かう際に使うような救援者費用の代わりに「入院費用」「通院費用」「手術費用」の項目に変わります。
「死亡・後遺障害」以外の保険は付きませんが、公共交通機関を利用中に発生した事故や宿泊先の施設で火事や爆発などが起きたときも、保険の対象になります。
また、国内・海外の旅行保険ともに年会費がかかる「リクルートカードプラス」よりも保険適用期間が長いです。リクルートカードは3か月間が対象になるので、長く海外に出ている人ほどお得になるのも大きな特徴です。
国内旅行も海外旅行も「利用付帯」になるので、旅行の費用にリクルートカードを使う必要があります。とは言っても、空港までの電車代やバス代、タクシー代を払うだけでも旅行保険の適用対象になるので、わざわざ航空チケットやホテル代をカードで支払う必要はありません。
年会費無料でありながら国内・海外ともに旅行傷害保険があるのは、旅行好きにとって本当にメリットが大きいです。
その他の保険
リクルートカードには旅行保険以外にも「ショッピング保険」が付帯しています。カードで購入した品物の破損・盗難などの損害を保障してくれるというもので、保障額は年間で200万円。海外での購入も対象で購入日から90日間保障されています。
保険金額 | |
年間保証限度額 | 最高200万円(自己負担額:3,000円) |
補償期間 | 90日間 |
他のカードのショッピング保険は最高100万円が一般的なので、200万円まで対応しているのはメリットです。
ただし、3,000円の自己負担があります。少額の品物には使いにくいので、その辺りはうまく見極めましょう。逆に、ブランド品のような高価な物を購入した時は安心感があります。
リクルートカードのメリット
年会費が無料で高還元率
年会費が無料でありながら還元率が常時 2.0% あります。これはリクルートカードの最大の特徴であり、メリットでもあります。
国内・海外ともに旅行保険が付帯している
利用付帯ではありますが、国内・海外ともの旅行保険が付帯しているので、安心できます。さらにショッピング保険にも対応しているので、旅行好き、買い物好きにはメリットしかないクレジットカードです。
楽天Edyへのチャージがお得になる
リクルートカードのカードブランドをVISAにすれば「楽天Edy」へのチャージが可能になります。
楽天Edyでの買い物は、200円ごとに1ポイントが貯まるので、リクルートカードでチャージした楽天Edyで買い物すると、カードの1.2%と楽天Edyの0.5%で合計1.7%の還元率が手に入ります。
つまり、
リクルートカード(1.2%) ⇨ 楽天Edy(0.5%) ⇨ ポイント(1.7%)
となるので、リクルートカードを使う方はしっかりと覚えておきましょう。
Pontaポイントでさらにお得に
常時還元率が高いリクルートカードですが、さらに高める方法が2つあります。
1つ目は、リクルート系列のサービスで利用することです。じゃらんやホットペッパーなどですね。これらのサービスを使うことでリクルートポイントの貯まり方が段違いに早くなります。
「還元率」の項目でも説明しましたが、もともとリクルートカードにある還元率に、さらに1〜3% が足されるので、還元率 4.2% も可能になります。じゃらんやホットペッパーをよく利用するという人は必ずリクルートカードを作っておきましょう。
2つ目は、ローソンで使える「Pontaポイント」を利用します。
リクルートポイントとPontaポイントは相互交換が可能です。交換比率はなんと1対1。
リクルートポイントをPonta(ポンタ)に交換し、ローソンの店頭にある端末「Loppi」で使うと、1ポイント1.5~3円の価値になります。つまり、リクルートカードの実質的な還元率が 1.8% になるということです。
リクルートカードで得たポイントは、Ponta(ポンタ)にするのが一番お得なので、必ず覚えておきましょう。
また、ローソンにあるLoppiには、「お試し引換券」というのがあります。これを利用すれば100円の商品がPontaポイントだと50円分で買えたりするのでお得です。
種類も酒類(ビール・チューハイ等)やお茶・ジュースなどの飲料、お菓子・アイスクリーム、カップラーメンなど豊富に取り揃えています。
ローソンをよく利用する方は、リクルートカードとPontaポイント、Loppiお試し引換券の組み合わせをうまく使いこなせるようにしましょう。
ローソン以外でPonta(ポンタ)が使える主なお店は以下の通りです。赤色の文字はPontaポイントを貯めることはできますが、使うことはできない店舗です。
お店の種類 | 店舗 |
コンビニ・スーパー | ローソン、ローソン100、ローソンマート、ライフ(一部店舗) |
飲食店 | 大戸屋、ケンタッキーフライドチキン、ピザハット(オンライン限定)、LEOC、旨い屋、饗の屋、坐・和民、炭の鳥子、和民、わたみん家 |
エンタメ | ゲオ、ゲオ宅配DVDレンタル、ゲオ動画、HMV、アイ・エム・エス、カラオケ本舗 まねきねこ、EMTG、セガ、日本エンタープライズ |
ファッション・雑貨 | AOKI、サムソナイト、サンキューカット、ジャンブルストア、セカンドストリート |
スポーツ・アウトドア | ゴルフダイジェスト・オンライン、ビーアンドディー、ヒマラヤ、ルネサンス、GolfersPonta、LIVITO |
通販・ネット通販 | サンプル百貨店、コジマ通信販売、smartbox、つなごうモール、net price、Pet ponta.jp、BEBE ONLINE、HMV、ローソンフレッシュ、エルパカBOOKS、Loppi、ローチケ.com |
旅行・宿泊 | WILLER TRAVEL、H.I.S.(オンライン予約限定)、H.I.S.(提携の海外店舗)、H.I.S.地球旅市場、スマ宿、Club R ツアーズ、国内線.com、ホテル・ジェーピー、ルートインホテルズ、 |
カーサービス | 昭和シェル石油、オート・インフォ、ONIX、オリックスレンタカー、オートックワン、コインパーク、トラベルレンタカー、パークNET、日産レンタカー、日本ロードサービス、ABARTH、Alfa Romeo、Chrysler、Jeep、FIAT |
医療・保険 | クリエイティブヘルスNEXT、Dental Ponta、保険クリニック、保険の窓口インズウェブ |
こうやって見ると、意外と利用してるお店も多いのではないでしょうか?
リクルートカードを持つのであればPontaが使える場所をしっかりと把握しておいた方がいいです。
リクルートカードのデメリット
年会費が無料と考えるとデメリットはとくにありません。作って持っておくだけなら無料ですので。
ただ、あえて言うのなら国際ブランドが VISA と JCB しかないのでマスターカードを作りたい人はデメリットかもしれません。ヨーロッパでは VISA よりもマスターカードの方が加盟店舗数が多いので、近々ヨーロッパ旅行に行こうと思ってる人は、もう1枚別にマスターカードを作ったほうがいいかもしれません。
また、デメリットではないですが、リクルート系列のサービスやPontaポイント関連のサービスを使わないのであれば、リクルートカードが持つ恩恵をあまり多く受けられません。
ポイントだけが貯まって使う場所がない…というのも悲しいことなので、リクルートカードを持つのであれば生活スタイルも、カードに合わせて変えるといいかもしれません。
リクルートカードプラスの入会特典
リクルートカードプラスの入会特典は以下のとおりです。
リクルートポイント | |
新規入会特典 | 2,000円分 |
カード初回利用特典 | 2,000円分 |
携帯料金決済特典 | 3,000円分 |
総評
年会費無料カードの中では断トツでおすすめのクレジットカードです。
1.2%と高い還元率を誇り、海外は最高2,000万円、国内は最高1,000万円の旅行傷害保険が利用付帯なので、スペックは申し分ありません。また、リクルート系列やPontaポイントをうまく利用すれば、還元率はまだまだ上げることができます。
デメリットはなく、メリットだけが大きい年会費無料カードなので、どれを作ろうか迷ってる方はリクルートカードにしましょう。

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