リクルートカードプラス – 旅行傷害保険は海外・国内ともに自動付帯で最大3,000万円【還元率の高さに注目】
2017/08/21

リクルートカードプラス | |
発行会社 | 株式会社リクルートホールディングス |
申し込み資格 | 高校生を除く、満18歳以上の方(電話連絡可能な方) |
年会費 | 2,000円+税 |
還元率 | 2% |
国際ブランド | JCB |
初期利用限度額 | 10万~100万 |
海外旅行傷害保険 | 【自動付帯】最大3,000万円 |
国内旅行傷害保険 | 【自動付帯】最大3,000万円 |
目次
リクルートカードプラスの概要
クレジットカード業界でも圧倒的な還元率の高さを誇るのが「リクルートカードプラス」。通常のクレジットカードの還元率は 0.5〜1.0% 程度に対し、リクルートカードプラスは 2.0% もあります。
リクルート系列のクレジットカードには年会費無料の「リクルートカード」があります。そちらの情報を詳しく知りたいという方は以下の記事をご覧になってください。
リクルートカード – 【海外旅行傷害保険は利用付帯で最高2,000万円、国内旅行傷害保険あり】
また、「リクルートカード」と「リクルートカードプラス」の違いを分かりやすくまとめた記事もあるのでそちらも合わせてお読みください。
この記事では、リクルートカードプラスについて書いています。もし、業界トップの還元率に興味がありましたら、最後まで一読していただければと思います。
リクルートカードプラスは、年会費(2,000円+消費税)が発生しますが、還元率 2.0% 、さらに旅行傷害保険は海外・国内ともに最大3,000万円が自動付帯です。とくに、ポンパレモール、じゃらん、ホットペッパーグルメ等リクルートサービスを使う人にとっては最強のクレジットカードとなるでしょう。
年会費
リクルートカードプラスの年会費は、2,000円+税(家族会員1,000円+税)になります。後述しますが、ポイント還元率を考えれば年会費 2,000円 を払ってでも作る価値は十分にあります。
国際ブランド
リクルートカードプラスの国際ブランドは、JCBのみになります。すでに VISA かマスターカードをお持ちの方であれば全く問題ありませんが、もし、クレジットカードを初めて作るのであれば、リクルートカードプラスとは別に VISA かマスターカードを作ることをおすすめします。
国内利用しかしないのであれば、JCB だけでも構いませんが、海外でも使うとなると VISA やマスターカードよりも利用できる店舗が少なくなるので、もしかしたら不便に感じることがあるかもしれません。
もし、別でもう1枚作るのであれば「三井住友VISAクラシックカードA」をおすすめします。リクルートカードプラスよりも還元率では劣りますが、充実した付帯サービスがあります。また、年会費を無料にする裏技もあるので、持っていても損はありません。
三井住友VISAクラシックカードA – 【国内海外ともに旅行傷害保険は最大2,000万円(自動付帯+利用付帯)】
還元率
リクルートのクレジットカードを使って貯まるポイントは「リクルートポイント」と言います。
リクルートカードプラスの還元率は、全クレジットカードの中で最高クラスの 2% 。一般的なクレジットカードは通常、ポイント還元率は 0.5% というのが多いので、実にその4倍もあります。
常時これだけの高還元率がありますが、リクルート系列のサービスを利用すると、さらに 1% 以上のポイントがもらえます。以下の表にリクルート系列のサービスと利用した時にもらえるポイント還元率をまとめました。
リクルートカードのポイントとは別に貯まるので、もし、じゃらんを利用した場合「リクルートカードプラス(2%) + じゃらん(2%)」で、合計 4% の還元率になる計算です。
サービス名 | ポイント還元率 |
じゃらん | 2% |
じゃらんゴルフ | 1% |
HOT PEPPER グルメ | 2% |
HOT PEPPER Beauty | 2% |
ポンパレ | 2% |
ポンパレモール | 3% |
ポンパレeブックストア | 3% |
MARQREL(マルクレル) | 2% |
ERUCA(エル―カ) | 3% |
レアジョブ英会話 | 2% |
聞きなれないサービスも中にはあるかもしれませんが、「ポンパレモール(ショッピングサイト)」や「エル―カ(下着・ランジェリーの通販サイト)」でリクルートカードプラスを使えば、ポイント率は 3% です。そこにリクルートカードプラス本来のポイント 2.0% を足すと、合計で 5% になります。
5% が、どれほどの力を発揮するのかを表したのが下の表です。
年間利用額(円) | 5% | 0.5% | 1.0% |
50,000 | 2,500 | 250 | 500 |
100,000 | 5,000 | 500 | 1,000 |
200,000 | 10,000 | 1,000 | 2,000 |
300,000 | 15,000 | 1,500 | 3,000 |
400,000 | 20,000 | 2,000 | 4,000 |
500,000 | 25,000 | 2,500 | 5,000 |
1000,000 | 50,000 | 5,000 | 10,000 |
2000,000 | 100,000 | 10,000 | 20,000 |
一般的なクレジットカードが 0,5% なので、その10倍ものポイントをもらえます。「じゃらん」や「HOT PEPPER グルメ」をよく利用する人で、まだリクルートカードプラスを持っていないという方は、今すぐ作っておきましょう。
いつも使っているサービスと同じでも、お得感が大きく変わってきます。
海外旅行傷害保険
リクルートカードプラスはポイント還元率の高さが魅力ですが、それ以上に旅行障害保険の充実さも目をみはるものがあります。
海外旅行障害保険は自動付帯で最大3,000万円までが保証されます。クレジットカードでよくあるのは最大2,000万円までなので、海外旅行保険でも業界トップクラスです。
また、自動付帯なので旅行の際に航空チケットなどをカードで購入するなどの条件はありません。
リクルートカードプラスには以下の補償内容が付いてきます。
補償対象 | 保険金額 |
死亡/後遺障害 | 最高3,000万円 |
障害治療 | 最高100万円 |
疾病治療 | 最高100万円 |
救援者治療 | 最高100万円 |
賠償費用 | 最高2,000万円 |
携行品損害 | 最高20万円(自己負担額:3,000円) |
※各保険の補償額はすべて最高額を示しています。個々のケースにより支払われる保険金の額は異なりますのでご注意下さい。
これだけの補償内容があれば、安心して海外旅行に出かけられます。補償対象旅行期間は2ヶ月なので、そこだけ注意してください。
国内旅行傷害保険
国内旅行傷害保険も自動付帯で最大3,000万円の補償がついてきます。海外・国内ともに自動付帯されるのは珍しく、年会費がかかるクレジットカードでもあまり多くはありません。
こちらも海外旅行傷害保険とおなじく、自動付帯なので旅行の際に航空チケットなどをカードで購入するなどの条件はありません。
補償対象 | 保険金額 |
死亡/後遺障害 | 最高3,000万円 |
入院費用 | なし |
手術費用 | なし |
通院費用 | なし |
国内旅行傷害保険の場合、自身が帰国する際の補助や家族が現地に向かう際に使うような救援者費用の代わりに「入院費用」「通院費用」「手術費用」の項目に変わります。
「死亡・後遺障害」以外の保険は付きませんが、公共交通機関を利用中に発生した事故や宿泊先の施設で火事や爆発などが起きたときも、保険の対象となります。
年会費が2,000円前後のクレジットカードで、旅行保険が海外・国内ともに自動付帯というのは大きなメリットです。
その他の保険
リクルートカードプラスには、国内・海外旅行保険以外にもカードで購入した品物の破損・盗難などの損害を保障する「ショッピング保険」が付いてます。
保障額は年間で200万円、海外での購入も対象で購入日から90日間保障されます。
保険金額 | |
年間保証限度額 | 最高200万円(自己負担額:3,000円) |
補償期間 | 90日間 |
3,000円の自己負担があるので、少額の品物には使いにくいですが、特にブランド品のような高価な物を購入した時は安心感があります。
リクルートカードプラスのメリット
リクルートカードプラスは常時 2% の還元率があるので、普通に使ってても十分メリットがあるカードですが、以下のことを行えばさらにお得になります。
ポイントをPonta(ポンタ)に交換してLoppiやJALマイルで使える
貯めた「リクルートポイント」がもっとも活躍するのはじゃらんやホットペッパーなどリクルート系列のサービスです。しかし、それ以外でも有効活用する方法があります。
リクルートポイントをPonta(ポンタ)に交換し、ローソンの店頭にある端末「Loppi」で使うと、1ポイント1.5~3円の価値になります。リクルートカードプラスの実質的な還元率が 3.6% に跳ね上がります。
さらに、Loppiには、「お試し引換券」というのがあり、実際は100円ですがPontaポイントだと50円分だけで買える商品などがあります。
Loppiお試し引換券には、酒類(ビール・チューハイ等)やお茶・ジュースなどの飲料、お菓子・アイスクリーム、カップラーメンなど豊富な種類を取り揃えているので、ローソンをよく利用する方は、リクルートカードプラスとPontaポイント、Loppiお試し引換券の組み合わせをうまく使いこなせるようにしましょう。
Ponta(ポンタ)が使える主なお店は以下の通りです。
お店の種類 | 店舗 |
コンビニ・スーパー | ローソン、ローソン100、ローソンマート、ライフ(一部店舗) |
飲食店 | 大戸屋、ケンタッキー、ピザハット、和民、座・和民、わたみん家、旨い屋、饗の屋、GOHAN、炭の鳥子 |
エンタメ | GEO(ゲオ)、GEO宅配DVDレンタル、GEO動画、HMV、アイ・エム・エス、EMTG、SEGA、カラオケ本舗まねきねこ |
ファッション・雑貨 | AOKI(アオキ)、サムソナイト、JUMBLE STORE、2nd STREET |
スポーツ・アウトドア | ヒマラヤ、GDO(ゴルフダイジェストオンライン)、ビーアンドディー |
通販・ネット通販 | HMV、サンプル百貨店、net price、Loppi、ローソンフレッシュ、eMoMot.com、KOJIMA、つなごうモール、エルパカBooks、PetPonta.jp |
旅行・宿泊 | H.I.S(エイチ・アイ・エス)オンライン予約、ルートインホテルズ |
車関連 | 昭和シェル石油、オリックスレンタカー |
医療 | Dental Ponta |
リクルートカードを使う上で、Pontaポイントははずせません。これを知ってるだけでも年間で大きく節約できるので、絶対に覚えておきましょう。
また、2015年春から、PontaポイントとJALマイルが相互交換可能になっています。そのため、普段からJALマイルを貯めている方もリクルートカードプラスがより一層使いやすいものになりました。
nanacoへのチャージで税金や公共料金を安くできる
税金や公共料金は電子マネー「nanaco」で支払えることをご存知でしょうか?
セブンイレブンで国民年金保険料・健康保険料、固定資産税、所得税、住民税、自動車税などの税金・社会保険料の支払いが nanaco でできます。
これらの支払いをリクルートカードプラスでチャージした nanaco で済ませましょう。
リクルートカードプラスで nanaco にチャージするとリクルートポイントが貯まるので、貯まった分だけお得になるということです。毎月支払いのあるものを…
リクルートカードプラス ⇨ nanaco ⇨ 支払い
のようにすれば、年間で数万円の節約も可能になります。これはリクルートカードプラスが高還元率だからこそなせる技ですね。
漢方スタイルクラブカードも高い還元率ですが、2015年6月1日に 0.25% に変更されます。そのため、nanaco へのチャージが最もお得なのはリクルートカードプラスです。
リクルートカードプラスのデメリット
リクルートカードプラスは年会費が発生するので、そこがデメリットとも言えます。しかし、還元率が 2,0% 、さらに国内・海外ともに旅行傷害保険が最高3,000万円が自動付帯なので、年会費 2,000円+税 以上の価値は十分にあります。
また、リクルート系列のサービスやPontaポイントをあまり使わない人にとっては、そこまで大きく得をすることはないかもしれません。
その人にあった節約方法があるように、クレジットカードにもそれぞれ得意分野があります。
リクルートカードプラスの場合、100% の力を発揮するには、リクルート系列のサービスやPontaポイントを利用した時です。ですので、ただ持ってるだけという人には年会費無料カードをおすすめします。
もし、リクルートカードプラスでバリバリに節約したい人は、正直デメリットというデメリットがないので、今すぐにでも作りましょう。リクルートカードプラス以上にお得になるカードはありません。
リクルートカードプラスの入会特典
リクルートカードプラスの入会特典は以下のとおりです。
リクルートポイント | |
新規入会特典 | 5,000円分 |
カード初回利用特典 | 3,000円分 |
携帯料金決済特典 | 2,000円分 |
総評
メリット、デメリットの項目でも述べましたが、リクルートカードプラスは使う人によっては、どのクレジットカードよりもお得になります。
さらに、2.0%と高い還元率を誇り、国内・海外ともに最高3,000万円の旅行傷害保険が自動付帯なので、スペックは申し分ありません。とにかくメリットが大きいカードなので、どれを作ろうか迷ってる方はリクルートカードプラスにしましょう。

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