海外旅行に必要なカード類、キャッシュパスポート

海外旅行では必ず必要になるカード類。クレジットカードや国際キャッシュカードなどを持てば、お金の管理はもちろん、安全に旅行することができます。
現金は楽だけど危険
短期旅行者は旅行期間が短いからと、すべて現金で持ち歩く人が多くいます。また、バックパッカーなど長期旅行者も何があるかわからないからと、大量の現金を準備している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、現金(現地通貨)であれば、食事や移動、ショッピングで困ることは一切ありません。しかし、いざ盗難やひったくりなどの被害にあった時は、甚大な被害を被ってしまいます。
海外で一度現金を無くしてしまったら戻ってくる可能性はほぼゼロに等しいです。現金は最小限にし、必要になったらカードで出金、支払いをするのが賢い方法だと言えます。
海外ではカード払いが常識
海外では日本以上にクレジットカードの利用率が高いです。日本は、クレジットカード利用”後進国”と言われています。
お隣韓国や、アメリカ・イギリスでは国民の半数以上がカード払いに対し、日本では約8割の方が現金で支払っています。
この結果が決して悪いことというわけではありません。日本はそれだけ治安が良く、財布を落としても戻ってくる国なので、ある意味誇らしいことです。
しかし、海外へ行くとなると、日本の常識は通用しません。必ずカード類でお金の管理をしなければ、いざ何かが起こった時に取り返しのつかないことになります。
カードで支払える店舗の数も現金を引き出せるATMの数も日本以上に充実しているので、使えないということはほぼありません。移動代、チップ代分ぐらいの現金があれば十分に旅行期間中生活できます。
カード類は2枚以上が基本
カード類は必ず2枚以上持っていくようにし、別々に保管するようにしましょう。片方のカードを無くしても、もう一枚使えるようにしておくためです。
カード類でやっかいなのが、再発行です。カードを止めるのには電話一本で済みますが、再発行となると、かなり面倒な手続きをしなければなりません。
また再発行したカードを海外で受け取るのは不可能です。再発行したカードを受け取る時に必ず本人確認書類に印を押さなければいけないので、必ずご自宅にいなければ受け取ることはできません。また、親や兄弟に頼むこともできません。
バックパッカーや世界一周旅行者など長期旅行者でも必ず一度日本に帰国しなければいけないので、かなりお金と時間の無駄になってしまいます。
それでも、現金自体を無くすことに比べれば、被害は最小限に抑えることができます。
クレジットカードは海外旅行傷害保険用
海外旅行用にクレジットカードを作るのであれば、海外旅行傷害保険で決めましょう。
この保険は、渡航先での病気やケガの治療費、他人にケガを負わせたり、他人の物品を壊した場合の賠償責任、カメラや衣類などの携行品の破損・盗難などを補償することができます。
基本はクレジットカードを作ると同時に自動で入ることができます。ただし、カードによって【自動付帯】【利用付帯】があるので注意が必要です。
自動付帯・・・自動的に保険が付帯される
利用付帯・・・旅行代金の一部をそのクレジットカードで決済をしなければ保険が付帯されない
カードを使うか使わないかだけなので、そこまで難しく考える必要はありません。空港までの電車賃やタクシー代だけでも保険が付帯されます。
ただし、キャッシングでは利用付帯の条件を満たさないこともあるので、カードの利用項目をしっかりと見ておくようにしましょう。
また、「キャッシング=借金」ということを覚えておかないと、あとあと支払いで苦労することになるので、こちらも注意が必要です。
お金の引き出し、支払いはキャッシュパスポートがオススメ
クレジットカードを海外で使うには、まだまだ抵抗があるという方は多いと思います。そこでオススメなのがキャッシュパスポートです。
キャッシュパスポートとは、MasterCard®対応ATMで現地通貨を簡単に引き出せる海外専用トラベルプリペイドカードのことです。
日本国内でキャッシュカードを使う感覚で現地通貨を引き出すことができ、マスターカード対応のお店であれば、支払いもカード一枚で済ませることができます。
現金やトラベラーズチェック、クレジットカードなどの両替に比べて手数料もお得なので、節約志向の方にオススメの1枚です。
キャッシュパスポートの詳細⇨キャッシュパスポート
キャッシュパスポートは、申込と同時にスペアカードも無料で付いてくるので、再発行の面倒な手続きは必要ありません。また、申し込み自体も年齢制限や審査もないので、誰でも持つことができます。
持っているだけでは一切損はないので、海外旅行に行く予定があるのでしたら、1枚作っておくことをお勧めします。(12ヶ月間一度も利用が無い場合は管理手数料150円/月がかかります。)
海外では何が起こるか分からない
テレビのニュースではあまり大きく取り上げられませんが、ネットニュースなどを見ていると、海外旅行中に被害にあった日本人の情報をたくさん見ます。
おそらく被害にあった本人たちも「まさか自分が…」と感じていると思います。日本人は実際にお金を持っていようがいまいが、相手からは「日本人はお金を持っている」としか思われていません。
自己防衛をしっかりとすれば防げることもあるので、一つの被害で全ての思い出が台無しにならないよう、お金の管理、身の安全は自分自身でしっかりと注意しましょう。

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