マネパカードで外貨両替手数料を節約しよう!海外専用プリペイドカードはマネパカードで決まり
2016/06/27

マネパカード | |
発行会社 | 株式会社マネーパートナーズ |
カード種類 | プリペイドカード |
年会費 | 永年無料(発行手数料) |
申し込み資格 | 日本国内に居住 満16歳以上70歳未満 連絡可能なEメールアドレス(パソコンもしくは携帯電話)を所持 |
発行期間目安 | 最短8営業日 |
国際ブランド | MasterCard |
チャージ可能通貨 | 米ドル , ユーロ , 英ポンド , 豪ドル , 香港ドル |
ショッピング保険 | 年間50万円(自己負担額;5,000円) |
マネパカードの概要
海外渡航者向けのプリペイドカード「マネパカード」がマネーパートナーズより発行されました。マネーパートナーズはFXのイメージが強いですが、外貨両替ができるプリペイドカードも出しており、格安の手数料で現地通貨を引き出すことができるので非常に便利です。
海外専用のプリペイドカードなので日本では一切使用できませんが、マスターカード対応のネットショップであればマネパカードでの決済も可能です。
まずはこちらの動画をご覧ください。
年会費
マネパカードの年会費は無料です。発行手数料もかからないので、カードを保持するだけなら料金は一切かかりません。
申し込み資格
申し込み資格は以下の3つです。
・日本国内に居住
・満16歳以上70歳未満
・連絡可能なEメールアドレス(パソコンもしくは携帯電話)を所持
クレジットカードの申込は一般的に18歳以上(高校生不可)からでないと申込みができませんが、マネパカードであれば16歳から発行することができるので、留学などを考えている高校生の方でも持つことができます。
利用可能金額
マネパカードの利用金額は以下のようになっています。
1度にチャージできるのは最高100万円まで、1ヶ月で最高200万円までです。ATMでの引出しは1回30万円が限度ですが、1日の上限額は100万円までなので4回に分ければ1日で100万を引き出すことも可能です。
対応通貨
1枚のカードに米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドルの5通貨をチャージすることができる「マルチカレンシー(多通貨対応)」機能を備えています。
円⇨外貨への両替レートは、パートナーズFXレートを基準に一定のコストに加算した部分が両替手数料(スプレッド)になります。
通貨 | 手数料 |
米ドル | 0.8円(80銭) |
ユーロ | 1円 |
英ポンド | 1.3円 |
豪ドル | 0.7円 |
香港ドル | 0.1円 |
利用手数料等は一切かかりません。上記の手数料もチャージした際に為替レートに上乗せされる両替手数料のみです。
以下で一般的なクレジットカードとマネパカードを比較してみましたが、手数料は結果的に50%以上安くなります。
クレジットカードとマネパカードの比較
2014年8月7日の「米ドル」レートで10万円出金した場合、マネパカードの方がクレジットカードよりも約1,000円ほど安くなります。
米ドルが「102.17」の場合、一般的なクレジットカードには若干のスプレッドに海外取扱利用手数料の1.6%がかかるので、10万円出金した時の合計手数料は「1,757円」になります。
一方マネパカードも同条件で10万円出金した場合、スプレッド分が若干高くなりますが海外取扱利用手数料がなくなるので、合計手数料は「802円」です。
クレジットカード・・・1,757円
マネパカード・・・802円
1,757 – 802 = 955
となるので、マネパカードの方が「955円」安くなります。
米ドル以外の「英ポンド・ユーロ・豪ドル・香港ドル」の場合でもクレジットカードより手数料が50%以上お得になります。
外貨両替とマネパカードの比較
今度は銀行窓口や外貨ショップの外貨両替とマネパカードの比較です。現地での交換ではなく、単純に日本の銀行との比較になります。ちなみに、国内で日本円を外貨へ両替する場合「キャッシュ売り相場」というレートが使用されるので、3円程度の手数料が上乗せされます。
こちらも2014年8月7日の「米ドル」レートで日本円を1,000ドルに両替えます。
米ドルが「102.17」の場合、3円の手数料が上乗せされると「105.17」になるので、1,000ドルを両替するには「105,170円」が必要になります。本来であれば、レートが「102.17」で「102,170円」で取引できていたはずなので、手数料に「3,000円」かかっているということになります。
つまり、日本の銀行で1,000ドルを両替すると手数料が「3,000円」かかるということです。高いですね。
マネパカードで1,000ドルを使ったときの手数料・・・802円
日本の銀行で1,000ドルを両替したときの手数料・・・3,000円
となるので、マネパカードは約4分の1ほどの手数料ですみます。ドル円以外の通貨もだいた70〜90%安くなります。
関連記事:
海外旅行で為替手数料をお得にする方法
キャッシュパスポートとマネパカードの比較
マネパカード Manepa Card |
キャッシュパスポート CASH passport |
|
カード写真 | ![]() |
![]() |
発行会社 | マネーパートナーズ | アクセスプリペイドジャパン株式会社 |
入会金 | 無料 | 無料 |
カード発行 | 無料 | 無料 |
年会費 | 無料 | 無料 |
口座維持管理 | 不要(0円) | 12ヶ月間未使用だった場合、150円/月 |
マネパカードと同じ、海外専用プリペイドカードとよく比べられるのが「キャッシュパスポート」です。
キャッシュパスポートは、チャージでも手数料がかかるので、
(入金時)1%+(出金時)5.5%=(合計)6.5%
それに対しマネパカードの手数料は、
約0.7%
その他、一般的なカードと比べてもマネパカードは圧倒的な安さです。ただし、取扱通貨数が、「マネパカード(5つ)キャッシュパスポート(7つ)」と多少の差があります。また、マネパカードは16歳から持てるに対し、キャッシュパスポートは年齢制限がありません。
そのため、もし自分の旅行用カードではなくお子さんの中学留学などで作らせるのであれば、キャッシュパスポート1択になります。
国際キャッシュカードの詳しい比較はこちら⇨国際キャッシュカードの比較まとめ
外貨両替・空港受取りサービス
マネーパートナーズは、「外貨両替・空港受取りサービス」も展開しています。
FXを中心にした企業だけあって、お得なレートで外貨に交換できます。米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフランは銀行で両替するよりも93%〜98%安い手数料で外貨両替が可能です。韓国ウォンと中国元は約30%OFFです。
適用レートは1米ドルあたり +20銭と決められており、それが為替手数料にあたります。マネパカードと比べても手数料の安さはほぼ変わりません。それぞれの特色があるので、海外渡航の都合に応じて使い分けてみましょう。
以下の空港で両替した外貨を直接受け取ることができます。
成田空港・羽田空港・関西国際空港・中部国際空港(セントレア)
マネパカードのメリット
マネパカードは外貨両替の手数料がお得にいなること以外にも様々なメリットがあります。
審査がなく高校生でも申し込みができる
クレジットカードの申込は一般的に18歳以上からなので高校生は申込むことができません。しかし、マネパカードであれば高校生でも発行することができるので、海外留学では強い味方になります。
ショッピング保険付き
マネパカードには、東京海上日動火災保険株式会社を引受会社とする「ショッピング保険」が付いています。クレジットカードにもたまに付いてないのもありますが、マネパカードには付いているので便利です。
購入日から30日以内に、破損・盗難などの損害が生じた場合、年間50万円を上限として補償の対照となります。しかし、自己負担額5,000円があるので、少額の品物には使いにくいですが、ブランド品のような高価な物を購入した時は安心感があります。
マスターカード対応なのでほぼどこでも使える
世界210ヶ国にマスターカードの加盟店があるので、ほぼ世界中どこに行っても使うことができます。
また、ATMでは「Cirrusマーク」がマスターカードの目印にるのでそちらを利用しましょう。
セキュリティー面も安心
東証一部上場企業だけあって、セキュリティー面もしっかりとしています。ICカードなので偽造やカード情報を盗まれたりの不正利用を防止できます。
また、カードの盗難や紛失に遭った場合でも24時間365日対応のサポートデスクに電話をすればすぐに停止が可能ですし、連絡した時点の残高は補償してくれるので不正に利用されて現金が無くなる心配はありません。
円高の時はチャンス
円安の今でこそちょっとメリットとしては言いにくいですが、円高の時に両替しておけばその時点のレートで現地通貨としてチャージが出来るので、円安時にそれを利用すれば為替差益が出てお得になります。
ただし、逆もあるので注意が必要。買い物時点・現金引出し時点でチャージ時点より円高に振れていたら損をします。
ここはもうFXのような話になってくるので、ギャンブルに近いものがあります。為替の動向はプロでも分からないので、あまり意識しない方がいいでしょう。
マネパカードのデメリット
年会費、発行手数料ともに無料なのでデメリットは特にないですが、多少不便だと感じることもあるので以下にまとめました。
クロスボーダー手数料
実はマネパカードは「米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・香港ドル」以外の通貨でも決済出来ます。米ドルの残高さえあれば可能なんですが、3%のクロスボーダー手数料がかかるので上記した5つの通貨以外には使わないほうがいいです。
カード再発行は1,000円
マネパカードを作るときは無料ですが、無くしたりして再発行すると1,000円+税がかかります。また、利用明細書発行手数料が400円+税がかかるのもデメリットです。無くしてもクレジットカードのように携帯電話料金や公共料金などを支払っていないので大きな問題はないですが、それでも海外では大切な財布代わりなので無くさないようしっかりと管理しましょう。
総評
入金・出金がある分クレジットカードよりも多少の手間はありますが、必要以上に使い過ぎてしまうことがないので高校生でも安心して持つことができます。
また、国際ブランドがマスターカードなので世界中に加盟店があり、買い物やレストランで困ることはないでしょう。
入会金・年会費をはじめとして各手数料が無料なので、すぐに海外旅行の予定がない方も1枚作っておいていいのではないでしょうか!
マネパカードの詳細
マネパカード | |
発行会社 | 株式会社マネーパートナーズ |
カード種類 | プリペイドカード |
年会費 | 永年無料(発行手数料) |
申し込み資格 | 日本国内に居住 満16歳以上70歳未満 連絡可能なEメールアドレス(パソコンもしくは携帯電話)を所持 |
発行期間目安 | 最短8営業日 |
国際ブランド | MasterCard |
チャージ可能通貨 | 米ドル , ユーロ , 英ポンド , 豪ドル , 香港ドル |
ショッピング保険 | 年間50万円(自己負担額;5,000円) |

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