バックパッカーにおすすめのクレジットカード一覧(年会費・海外旅行保険を徹底比較)
2018/05/23

旅行を安心・安全に楽しみたいのならば旅行保険が付帯しているクレジットカードは必須のアイテムでしょう。とくに数ヶ月〜1年以上海外を放浪するバックパッカーにとって、クレジットカードはパスポートの次に重要だと言っても過言ではありません。
しかし3泊4日の短期旅行とは違い、長期旅行は必然的に節約を求められます。そのため出費はできる限り抑えたいところ。
であればクレジットカードも年会費が安い、もしくは無料のカードがいいでしょう。さらに旅行保険が付帯しているクレジットカードなら旅行中も安心して過ごすことができます。
そこで今回は年会費・海外旅行保険の2つに焦点を当てて、バックパッカーにおすすめのクレジットカードをご紹介します。
目次
バックパッカーにおすすめ!海外旅行保険が自動付帯で年会費永年無料のクレジットカード
顧客満足度 No.1の楽天カード
年会費無料、なおかつ海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードで一番おすすめなのは「楽天カード」。旅行用具などを楽天市場で買い物するなら必携のカードです。還元率は常時1%あり、楽天市場なら2%のポイントがつきます。JCSI(サービス産業生産性協議会)の調べでは6年連続クレジットカード部門の顧客満足度第一位を獲得しています。
年会費は永年無料、海外旅行保険の内容も申し分ありません。しかし自動付帯ではなく利用付帯になるため、旅費か交通費を楽天カードで決済しないと保険が有効にならないので注意が必要です。
楽天カード | |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1%〜2% |
海外旅行保険 | 【利用付帯】最大2,000万円 |
国内旅行保険 | なし |
楽天カードの海外旅行保険は、完全無料で利用できます。ただし、カードを持っているだけでは保険の適用となりません。以下の条件を満たす必要があります。
① 渡航までの公共交通の費用を楽天カードで支払う
② 海外旅行のツアー費用を楽天カードで支払う
条件といっても難しいことはなく、例えば航空チケットの代金であったり、空港までの電車代やタクシー代を楽天カードで払えばOKです。それだけで年会費無料カードの中では最高クラスの旅行保険が付いてくるので、海外初心者には安心のクレジットカードです。
また、楽天カードで無料加入できる保険は何度でも利用することが可能なので、一旦帰国をすれば再度受ける事ができます。そのためバックパッカーなどの長期旅行者にも最適のカードといえるでしょう。新規入会で5,000ポイントもらえるのも魅力です。
「楽天カード」は作って持っておくならお金は一切かかりません。比較的審査も緩いので、これから長期旅行をバックパッカーを考えている人は必ず1枚作っておきましょう。
海外でも知名度が高い三井住友VISAクラシックカード(A)
テレビCMでもお馴染みの「三井住友VISAカード」。そのブランド力と信頼度の高さはクレジットカード界No1。特にパルテノン神殿が描かれたデザインは老若男女問わず人気があり、持ってるだけでも一つのステータスになります。
三井住友VISAカードにはクラシックカードとクラシックカードAがあり、年会費と付帯保険に違いがあります。
クラシックカード | クラシックカードA | |
年会費 | 1,250円+税 | 1,500円+税 |
還元率 | 0.5%〜 | 0.5%〜 |
海外旅行保険 | 【利用付帯のみ】 2,000万円 |
【自動付帯】 2,000万円 |
国内旅行保険 | なし | 【自動付帯】 2,500万円 |
さらに詳しい情報を見たいという方は以下の記事を参照してください。
三井住友VISAクラシックカードA – メリットは充実した付帯サービス、デメリットは還元率の低さ
クラシックカード、クラシックカードAともに初年度の年会費は無料。翌年度以降1,250円〜1,500円かかりますが、以下の2つの条件を満たせば2年目以降も無料になります。
① マイ・ペイすリボに登録する(毎月の支払い金額を自分で設定)
② 年に1回クレジットカードでショッピングをする
この2つをクリアすれば年会費無料になります。他のクレジットカードでみられる「年間50万円以上の利用」などの難しい条件ではないので、実質無料で翌年以降も使うことができます。マイ・ペイすリボに登録し、コンビニでガムやジュースをカードで支払えばそれでOKです。
あとは「どちらのカードがお得なのか?」ということになりますが、圧倒的にクラシックカードAの方がお得です。マイ・ペイすリボに登録し、年に一1回カードで買い物さえすれば両方とも年会費無料になるので付帯保険の違いで選ぶことになります。そうなると海外・国内旅行保険が充実しているクラシックカードA一択になるでしょう。クラシックカードが勝っていた点は、年会費の安さのみです。
マイルを効率よく獲得できるJALカード
日本の航空会社でもっとも多く国際線を飛ばしているJAL(日本航空)が発行するクレジットカード。頻繁に海外旅行するなど飛行機に乗る機会が多ければ多いほどマイルが貯まってお得になります。
もちろんショッピングでも貯めることはできるので、「ゆくゆくはマイルで海外旅行に行きたい!」という人にはおすすめのクレジットカードです。1マイル=約1.6㎞ 分の距離の航空券と交換できます。
JALカード | |
年会費 | 2,000円+税(初年度無料) |
還元率 | 200円につき1マイル |
海外旅行保険 | 【自動付帯】最大1,000万円 |
国内旅行保険 | 【利用付帯】最大1,000万円 |
JALカードは、とにかくマイルが貯まるスピードが早く、うまく使いこなせれば還元率5.0%も可能になります。
最近ではLCC(格安航空券)の方が人気があるため、若い人でマイルを気にする人は減ってきていますが、その分JALはLCCに対抗した大規模なキャンペーンを数多く行っているので、マイルのお得感はまだまだあります。
年会費は初年度無料、翌年から2,000円かかります。海外旅行保険は、面倒な加入手続きはなく、旅行回数、利用航空会社を問わず適用になります。
年会費永年無料、国内・海外ともに旅行保険付き REX CARD Lite
価格.com が発行している「REX CARD Lite」。デザインはマットブラックとマットレッドの2種類があり、どちらもシンプルでおしゃれな見た目をしています。
REX CARD Lite は、年会費が無料にもかかわらず、還元率が1.25%もあり、年会費無料カードの中ではもちろん最高クラスです。
さらに、海外旅行傷害保険は自動付帯、国内旅行傷害保険は利用付帯があります。
年会費無料カードで国内・海外の旅行保険がついてくるのは珍しく、まさに旅行好きのためのカードと言えるでしょう。
レックスカードライト(REX CARD Lite) | |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1.25% |
海外旅行保険 | 【自動付帯】最大2,000万円 |
国内旅行保険 | 【利用付帯】最大1,000万円 |
レックスカードライトを利用して貯まる「レックスポイント」はキャッシュバック型(現金値引き)なのでカードの支払いにポイントを使えます。現金や他のカードよりも支出を抑えることができるので、節約志向の方には使いやすいクレジットカードです。
もし海外旅行目的でクレジットカードを作るのであれば年会費無料で高還元率、さらに海外旅行傷害保険が自動付帯のレックスカードライトで決まりです。期間限定で4,300円分のポイントも付いてくるので迷ってる人はレックスカードライトにしてみてはいかがでしょうか。
国内・海外ともに旅行保険が自動付帯のリクルートカード
「リクルートカード」と「リクルートカードプラス」の2種類があり、どちらも業界トップクラスの還元率を誇っています。年会費が無料の「リクルートカード」は還元率が1.2%、「リクルートカードプラス」は年会費2,000円かかりますが、還元率が2%もあります。
リクルートカード | リクルートカードプラス | |
年会費 | 永年無料 | 2,000円+税 |
還元率 | 1.2% | 2.0% |
海外旅行保険 | 【利用付帯】 2,000万円 |
【自動付帯】 3,000万円 |
国内旅行保険 | なし | 【自動付帯】 3,000万円 |
高還元率も魅力ですが、それ以上に旅行保険などのサービス面が充実しているので、旅行者にはありがたいクレジットカードです。
リクルートカードは利用付帯の海外旅行保険があり、空港までの電車代やバス代をカードで払えば最高2,000万円の補償が適用されます。リクルートカードプラスは、国内・海外ともに最大3,000万円の旅行保険が自動付帯です。国内・海外の2つに自動付帯される旅行保険は珍しく、リクルートカードプラス最大のメリットとも言えます。
まとめ:個人的におすすめのクレジットカードは三井住友VISAクラシックカードA
最後に上で紹介したクレジットカードをまとめた表です。
楽天カード | 年会費:永年無料 海外旅行保険:最高2,000万円【利用付帯】 国内旅行保険:なし |
三井住友VISAクラシックカードA | 年会費:1,500円+税 海外旅行保険:最高2,000万円【自動付帯】 国内旅行保険:最高2,500万円【自動付帯】 |
JALカード | 年会費:2,000円+税(初年度無料) 海外旅行保険:最高1,000万円【利用付帯】 国内旅行保険:最高1,000万円【利用付帯】 |
REX CARD Lite | 年会費:永年無料 海外旅行保険:最高2,000万円【自動付帯】 国内旅行保険:最高1,000万円【利用付帯】 |
リクルートカードプラス | 年会費:2,000円+税 海外旅行保険:最高3,000万円【自動付帯】 国内旅行保険:最高3,000万円【自動付帯】 |
個人的にオススメなのはやはり日本国内だけでなく、海外でも知名度が高い三井住友VISAカードです。
万が一、あなたがクレジットカードを落としてしまったり、盗まれてしまった時に損害を補償してくれるありがたい保険も付いているので海外旅行には最適です。仮にあなたの三井住友VISAカードが悪用されて30万円使われてしまったとしても、この盗難保険があるおかげで自己負担は0円で済むようになります。
発行までのスピードが早いですし、急遽、海外に行くことが決まった場合にも充分に間に合います。
三井住友VISAクラシックカードとクラシックカードA、どちらを申し込むべきかといいうと、年会費の差額は250円+税程度。年間にしてその程度の差でしかないので、このくらいは負担にならない…という海外旅行好きの方はクラシックカードAを申し込んでもOKです。
海外旅行を目的にクレジットカードを作るのであれば、まずは三井住友VISAカードにしてみてはいかがでしょうか。
ただし年会費が1,500円かかるので、絶対に年会費無料が良いという方は楽天カードにしておきましょう。利用付帯なので少し使いづらいですが、年会費無料カードとしては保険内容は十分です。
上記2つのクレジットカードの詳細

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